2022.10.28
9月例会 ナガノSDGsミライ会議「多文化共生社会を創ろう!」は、
参加者合計25名にて行われました。
長野県の多文化共生推進指針策定委員会のお二方を講師にお招きし、
9月19日、25日の2日間で講演とワークショップを行いました。
多文化共生とは、色々な「ちがい」を、ちがったままでいいと受け入れる事から始まり、
様々なちがった視点や感性から、あたらしい社会の形を考えていく社会のことを、多文化共生社会といいます。
ありのままの事をありのまま受け入れるのは中々大変で、対等ではなく教える立場、助ける立場に立ってしまったり、
ちがうということを「劣っている」と考えて排除してしまったり。そんなことも多くあると思います。
現代日本はまだまだ日本人という言葉を「日本生まれ・日本国籍・日本語が話せる」という三要素を含んだ言葉としてとらえがちです。
しかし、世界の先進国の先頭を切って少子高齢化が進む日本では、いわゆる「日本人」はどんどん減っていき、また、地域社会を今のような形で維持していくためには、海外からの労働力に頼らなければならないということは政府の昨今の外国人労働者への対応からしても明らかです。
今回の例会では、1日目にて講師のお二人に、長野市の多文化共生の現状と、未来の展望についてご講演頂きました。
参加者の中には実際に国際交流などの活動をされている方も多かったのですが、講演の内容は刺激的で、その後のワークショップでは闊達な意見交換を行っていました。