2023.12.28
二〇二三年度も年の瀬が近づき、次年度へバトンを渡す時期となりました。
このように一年に渡って、公益社団法人南長野青年会議所が様々な事業を遂行できたこと、そして私が理事長の職を全う出来たのも、日頃より我々の活動に携わってくれたすべての方々のおかげとこの場を借りて御礼申し上げます。
本年度は、「JAYCEEとして 地域の青年として 仲間と共に未来(あす)を創ろう」をスローガンに掲げました。南長野青年会議所のメンバーのみならず、日頃より我々の活動にご支援、ご協力いただいている関係諸団体の皆様、メンバーの家族の皆様、そして同じ地域に住まう住民の皆様すべてを仲間と捉え、共に未来(あす)を創っていこうという念(おも)いで一年間邁進してまいりました。
この一年を振り返ってみると「再開」の年であったと感じます。昨年の年初は依然としてコロナウイルスの影響があり、いつまで続くのだろうか・・・といった不安とともに幕が明けました。日本青年会議所含め全国的に活動も自粛ムードがありました。しかし本年は一月の第一回通常総会をはじめ、すべての事業に前向きに活動でき、日本青年会議所としても、京都会議から全国大会まで制限のない事業展開を全うすることが出来ました。
青少年系事業として、わんぱく相撲では百人規模の参加登録をいただき、コロナ禍以前の盛り上がりを見せました。また花火職人をお呼びしての職業体験事業では応募開始当日に定員に至るほど子どもたちに興味を持っていただけた事業でした。社会開発系事業では、地域の魅力を発信する取り組みとして歴史的な文化や建造物に触れることでその地域に根付いた魅力を発見、又は再認識していただくことで、より地域に愛着を持ってもらう事業を展開しました。
また国際交流系事業では本年で韓国、JCI KOREA西大邱との姉妹締結四〇周年を迎えることが出来ました。訪日事業に関しては、西大邱JC会長のご都合により急遽中止となってしまいましたが、訪韓事業では、実に四年ぶりの対面交流を果たせました。改めて民間交流の大切さやJCとしての繋がり、四〇年の交流の絆の深さを感じました。
JC活動はただ参加するだけではなく、そこで学んだことを踏まえてどのような発信をするか、が大事であると私は思います。コロナ禍では、その参加する事業自体が縮小されていましたが、本年は前述の通り、対内・対外の全てで制限なく活動できたこと、そのタイミングで理事長として可能な限りの事業にメンバーと共に参加できたことは何より得難い経験となりました。
二〇二四年度のスタートも目前となりました。私もまだまだ現役の身です。理事長の経験を生かして今後の活動に邁進していきます。会員数も減少していく中ですが、青年らしく英知と勇気と情熱を以って新たな挑戦に全力を注いでまいります。皆々様に置かれましてはこれまで以上のご支援ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
2023年度(公社)南長野青年会議所 理事長 平山亮太